これで飯野、どうでも飯野。

毒親・女子校育ちの24歳。もうすぐ無職。麦酒を片手に好き勝手書きます。

好きなものを最後までとっておくせいで牡蠣ばかりがぷりぷり残る味噌煮込

遠距離恋愛中の彼が名古屋に来てくれたのでデートをしました。本当は、新幹線の改札口で出てくる彼に駆け寄って、「会いたかったよう」ってぎゅーって抱きつこうと思っていたのに、わたしが逆に遅刻するというヘマをしたので無理でした。次回に持ち越しです。
わたしは人混みの中で相手を見つけるのが大の苦手です。スーパーでも親の姿を見つけられなくてうろうろします。ましてや三連休の名古屋駅は激混み、見つけられるわけがないけど、がんばって目を皿のようにして、と言いたいところ、目があまり良くないので目を細めながら彼の姿を探します。必死な私の視界に手を振ってやってくる彼の姿が映りました。次こそはわたしの方が先に見つけてやるんだっ。彼は人目を気にしながらも一瞬ぎゅってしてくれたので、わたしもぎゅぎゅっと返します。そしておはようと言って手を繋ぎます。彼に向かって手を伸ばす瞬間はいつも緊張します。握ってくれるとほっとするんだけどね。

今日のメインは大須の赤門明王殿(興国山 大光院)です。そこに行くまでに、大須商店街をぐるり。わたしが中高生の頃から詣っている白雪稲荷(萬松寺の一角にある)にも手を合わせまして、お仕事運をつけます。大須は名古屋のなかで、様々なジャンルの老若男女が集う、賑わいのある場所です。雰囲気だけでも知ってもらえてよかったかな。
パーツ店や中古オーディオ店、エロゲ店の並ぶ赤門通を真っ直ぐ通り抜けて(途中、車輌用と歩行者用それぞれ四方向ずつ、計八方向の信号がひとつにまとまっている信号機を見て彼は興奮していた)、明王殿へ。ここは、もとはというと、慶長八年(1603年)、松平忠吉公が清洲に建立したもので、後にこの地に移転されたのだとか。野村萬斎さんが主演の映画、「のぼうの城」の主人公、成田長親公の菩提寺だそうです。
手を合わせている彼の後ろ姿を見ながら、祀られている仏様についての但書を読んでいると、なんと、下(しも)の仏様ということです。昔は遊女もよくお参りしたそうで、婦人科系統の病気治癒の御利益があるんですって。思い当たる節があるわたしは急いで手と口を漱ぎ、お参りし、蠟燭と線香を上げました。彼はその間に御守を買っていたのですが、そこで、お寺の方が「旦那さん」フレーズを何度も出していることに気が付き、思わずどきっ。え? 彼が旦那さんなら、わたしは奥さんでよくって? とひとりで興奮しておりました。

お寺を出た後は、山本屋本店で味噌煮込みうどん。わたしは大好きですが、彼は初めてです。彼は名古屋コーチンのかしわ入り、わたしは牡蠣入り~。味噌煮込には白飯が欠かせません。わたしはお替わりしました。大食い恥ずかしい……けど食欲には忠実に生きることにしてるの!(だから痩せない)
そこから女子大小路あたりまでぶらぶらお散歩、あっという間に夜に。地味によく歩きました。最後にわたしの勤めているバーに寄って、ママに彼を紹介して、馴れ初めなんかを喋りながら、デュワーズ・ホワイトラベルをちびりちびりと。

帰りは名残惜しく、発車時刻までの数分間くっついてからお別れ。勇気を出してほっぺにキスをしました。また来てね。今度はあんスパ食べよう。(結局飯かよ)