これで飯野、どうでも飯野。

毒親・女子校育ちの24歳。もうすぐ無職。麦酒を片手に好き勝手書きます。

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見習いバーテンダー三日目の夜。

基本的な動作は何となく身についてまいりましたが、まだまだ気が回らないところが多いわたしです。ママに小声で「早く○○して!」と注意されて「はい!」と動いています。因みにこのママ、わたしの祖母と同じか一、ニ歳しか違わない年齢、七十代後半でございます。タップダンスやコーラス、水彩に麻雀、といくつもお稽古事を掛け持ちして毎日朝から晩まで家でピアノ弾いて歌っているうちの祖母は元気だなあと思っていましたが、毎晩お店に出ては立ちっぱなしでお酒を飲んでいるママを見ると、今の「アラ喜寿」(の、特に女性!)って若いのね……と感心せざるを得ません。

今日、ママが出ている時にお客さまがみえたときは焦りました。一人はロックで一人はソーダ割り。ロックはお出ししたお酒の分量が多かったようで、「大サービスだなあ」と笑われたので「内緒ですよ......!」と口に人差し指を当ててシーッと。ソーダ割りの方は、濃かったようで、足していただきました……自分がいつも濃い目で飲むものですから……ひいん。なかなか難しいです。

そうそう、昨夜は団体さんが来てくださったのでした。そのうちの一人に趣味を訊かれまして、「油彩とドラムです」と答えたら、そのおじさん、途端に目を輝かせて仰有るの。「私達、市民オケの団員なんですけどね、よかったら入りませんか。パーカッション足りないんです」と。まさか音楽関係の方とは思わず、迂闊な発言をしてしまったと思えど、後悔先に立たず。「無理です無理です、ドラム歴1年半ですけど我流でしたし、ティンパニやグロッケンなんて触ったこともないんです......!」って言ったのに、「ドラム譜とピアノ譜読めるなら良い。一から教えますから大丈夫」と言われてしまって。
取り敢えず5月の定演を観に行くことになってそのお話は終わったのですが、どうするん……前にうちのお店で働いていたお姉さんも、お店で勧誘されて、今はチューバを吹いていると言いますし、これではわたし本当に……
実際、数十人単位での演奏は好きなので、やってみたい気もあるのですが、自分の能力や、練習の曜日と時間帯を考えるとどうにも現実的でないような感じもします。それにわたし、資格試験の勉強もしなくっちゃいけないのだった……全然勉強進んでない……まずはそれからですね。。

そんなわけで今日は、お客様方とお話が弾んで、バイトの時間を1時間もオーバーしてしまいました。時給なので良いですけれど。
ボトルでのお酒も何杯かいただきましたし、お酒を飲んでいろんなお話を聞けて、たまに怒られるけどお金がいただけるなんて、何と素敵なお仕事なのか(笑)
オーナー(ママ)は売上のことを考えなければならないので頭が痛い仕事と思いますが、バイトの身には悪い仕事じゃないなあ、なんて。うちのお店はほぼ常連さん(に連れてこられる誰か)なので、面倒な方が少ないというのもありますけどね。トイレも無いし。飲み屋はお手洗いの始末が大変ですから。
取り敢えず、ママさんに気に入っていただけているうちはがんばって働こうかと思います。