これで飯野、どうでも飯野。

毒親・女子校育ちの24歳。もうすぐ無職。麦酒を片手に好き勝手書きます。

生まれて初めて小説を書こうとしたときの話

今週のお題「書くこと」

飯野です。
三連休、皆さまいかがお過ごしでしょうか。わたしは、勉強せねばせねばせねばせねば、と思いつつ、開いたテキストの上で突っ伏して寝ています。とても、やる気が、起きない!

昨日はひとりでうじうじじめじめしていたら、お友達から電話がかかってきたのでした。あんまり乗り気ではなかったのだけど、ひょんなことから会話が大盛り上がりして、3時間半も通話。
お互いの読書遍歴や、それにまつわる中二病高二病、大二病の話。今まで誰にも話したことないゼ、こんなん。小6の時に漱石の『夢十夜』を模してショート・ショート書いてたとかさあ、普通のひとに言っても「は?(嘲笑)」「ふーん……」みたいな感じじゃないですか、いやー、面白がってくれるひとと出会えてよかった、ほんとによかった。因みに、高3の時は『こころ』の先生とKのBL書いてました。これはわりと一般的だと思う!!!!
なんだこいつ、夏目漱石ばっかかよ、って思われそうですが、敬愛する三島由紀夫大先生に対してそないに不遜なことできまへん(漱石はきっと許してくれる、はず……)。

取り敢えず今度、そのお友達と会うときには、高2の頃書き溜めていた詩のノート(穂村弘の影響をガンガン受けてる)と、大学時代の小説その他を持って行こうと思います。お友達はどんなもの持ってきてくれるのかな、楽しみ。二人揃って、顔から炎噴出だろうなー、あはは。

単に黒歴史として片付けられない、封印してもしきれない、自分の源泉みたいなもの。思い入れがありすぎて捨てられずに残ってしまったもの……
今読み返すと、恥ずかしくて可笑しいけど、笑いきれないというか、うわー、わたし全然変わってねえ!!! ってのを思い知らされます。

てなわけで今日は、小学校のクラスメイト2人にしか見せなかった、飯野杏子(12)の夢十夜の中から、2篇を抜粋して終わりたいと思います。
因みに、これが書かれているのは、ワンピース(週刊少年ジャンプ)の表紙の自由帳です。ワンピースは3巻ぐらいまでしか読んだことがありません。(何故その柄にしたのか不明……)

文鳥・夢十夜 (新潮文庫)

文鳥・夢十夜 (新潮文庫)

 

新潮文庫ばかり貼るのは、ただの贔屓です。(本の上の部分)のざくざく感と紐栞は堪りませんね新潮文庫だけの贅沢でございます。

こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)

 

 小学生のわたしは、漱石の中では『それから』が一番すきだったような記憶があります。サブカルニートが友達の奥さんを奪って勘当される話です。

それから (新潮文庫)

それから (新潮文庫)

 

今のわたしは、断然『漱石文明論集』がすきですね。小説ではないけれど面白いです。

漱石文明論集 (岩波文庫)

漱石文明論集 (岩波文庫)

 

 

そういうわけで、 小学生が書いた夢十夜です。何故かサブタイトルがついています。そして平仮名が多い。(当たり前か)

第1夜 ~鬼は簡単だ~
こんな夢を見た。
ぼくは鬼においかけられていた。にげて、にげて、にげまどったが、鬼は、なおもおいかけてくる。走っていたら正面に体育館があったので、そこへにげこんだ。とても暗かった。が、鬼はもうおいかけてはこなかった。
不思議に思ってとびらを開けると、鬼が待ちかまえていた。しかも、ずらっと。
鬼は100体のうち1体が本物で、そいつを殺ればこちらが勝つのだ。しかし、まちがえれば――。ぼくは、うずくまった。ふと後ろを見ると、もう一つのとびらがあった。またあけてみるが何もいない。
ぼくは、にげた。鬼って案外、簡単なものなんだと思った。
(※幼稚園、小学生の頃によく見ていた夢を描写しただけの話。)

 

第3夜 ~妹は姉食い鬼か~
こんな夢を見た。
自分は暗い夜道をおんぶされて歩いていた。自分は誰におぶられているんだと思ったが、またすやすやと寝てしまった。
どれ位、経ったろうか。不意に「可愛く眠っているね。本当においしそうだね」という声がして、ぞうっとした。薄目を開けてみると、何とそれは、自分の妹なのだった。妹が自分を食べようとしている。目まいがし、頭の中が真っ白になり、とてつもない恐ふにおそわれた。体はガタガタとふるえているようだった。いや、それも事実かわからない。だんだん意識が薄らいでいくのが分かった。
もう死ぬんだな。と思った時、心臓に激痛が走り、とび起きた。
となりには幸福そうな顔をして眠っている妹がいた。
(※漱石の第三夜のオマージュとしてのおんぶネタ。)


他には、当時すきだった『犬夜叉』の、殺生丸×犬夜叉のBLが書き散らされていました……(当時はBLや同性愛なんて概念、知らなかったはずなのに!!!)